TOP > 回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション

自分らしく、生きる。

リハビリ=専門職による機能回復訓練ととらえられることも多いですが、「リハビリテーション」ということばには広い意味があります。
「リハビリテーション」(Rehabilitation)は、re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)から成り立っています。
つまり、単なる機能回復ではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。

それには、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のようなリハビリ
テーション専門職だけでなく、さまざまな職種の職員が関与する必要があります。私達は
患者様の心身機能の回復と日常生活動作(ADL)および手段的日常生活動作(IADL)が
自立して頂けるように各種の専門的な治療を提供し、医師や看護師、PT、OT、ST等と連携し、
患者様が生き生きと暮らし続けられるように援助致します。

回復期リハビリテーション病棟とは?

回復期リハビリテーション病棟とは?

回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者様に対して、ADL(日常生活動作)の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
また、当該病棟では集中的にリハビリを提供しながら、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等多職種共同のカンファレンスを行い、実施したリハビリテーションの効果、実施方法を定期的に評価し、日々のリハビリテーションの向上に努めております。
美須賀病院では平成19年に上記の回復期リハビリテーション病棟の施設基準を取得し、患者さんの家庭復帰のお手伝いをしております。

対象患者様・入棟可能日数

疾患名又は状態 いつまで 入棟期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 発症後又は手術後2か月以内に入棟 150日間以内
(ただし病名によっては180日以内)
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は2肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 発症後又は手術後2か月以内に入棟 最大90日以内
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 手術後又は発症後2か月以内に入棟 最大90日以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 損傷後1か月以内に入棟 最大60日以内
股関節又は膝関節の置換術後の状態 損傷後1か月以内に入棟 最大90日以内

*入棟前に1日6単位以上のリハビリテーションが提供されていた場合は、上記条件が変わる場合があります。

回復期リハビリテーション病棟5つの特徴

回復期リハビリテーション病棟専任の医師がいます。

病棟専従の理学療法士・作業療法士がいます。
*必要に応じて言語聴覚士もおります。

看護師は継続した担当制により、より細やかなケアに努めます。

担当スタッフ全員が共通認識を持ち、一日も早い回復を目指すために、患者様に治療内容をわかりやすく説明し、十分に納得して頂いたうえで心して入院できるように努めます。

患者様ごとに、月1回多職種スタッフが集まってリハビリテーションの効果、実施方法を定期的に評価し、日々のリハビリテーションの向上に努めております。

リハビリテーション施設・スタッフ

リハビリテーション施設

  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設
  • リハビリテーション施設

スタッフ

  • PT 理学療法士

    PT 理学療法士

    ベッドから起きる、床から立ち上がる、歩くなどの練習を行います。
    移動を中心に基本的な動作の獲得による、生活能力の向上や生活全般の活性化を支援します。

  • OT 作業療法士

    OT 作業療法士

    排泄・更衣など、身の回り動作の練習を行います。
    また、家事や趣味・復職に向けた練習も行っています。

  • ST 言語聴覚士

    ST 言語聴覚士

    コミュニケーションの障害、食べることの障害、記憶の障害などのある方がより良い日常生活が送れるように練習を行います。言語訓練室は3部屋あります。

0898-32-1212

診療のご予約はこちらから

アクセスマップ